37歳からのTOEIC800点音読勉強法!参考書はたった3冊

37歳の普通の会社員ですが、TOEICの勉強法は、あれこれやらずにたった3冊の参考書で870点に達しました。

思いのほか効果がありましたので、ほかの方にも参考になればと思い、公開します。

第193回TOEIC の私のTOEIC試験結果です。

toeic193score

私は単語カード作成やディクテーション(音を聞いて書き取り)が嫌いなので、一切行っていません。基本は音読です。

音読をメインにすると、リスニングは飛躍的に向上しますので、ご覧のようにリスニング470、リーディング400というようにリスニングパートのスコアの伸びを実感できます。

誰でも迷いなく出来るように、何を、どれだけ、どうやって? というところまでブレイクダウンしました。非常に長い記事になってしまいましたので、ブックマークしておくと、後で読みやすいと思います。

パソコンの場合はCtrlキーを押しながらDを押すと、簡単にお気に入り登録できます。

【目次】
(クリックでその項目に移動できます。)

■お知らせ
本記事の内容で「私もやってみます!」という決意表明のお問い合わせを多数いただきました
「中学英文法のおさらいからじっくりやってみたい。」という方向けに、別途専門サイトを作成しました。
こちらでは更に追加の参考書、問題集を使用して中学英語レベル(TOEIC300点あたり)から800点突破を目指す内容です。

37歳からのTOEIC勉強法

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0.前提条件、達成可能なこと。

【前提条件は?】以下の項目に当てはまる方です。

  • 現在TOEICスコアが450点あたりの方で、就活や昇進のためにどうしてもスコアアップが必要(・・・という切迫感)
  • 英検3級程度の文法知識(中3レベル)は何とか覚えている(注1)
  • TOEIC対策のために英会話スクールや通信講座を受ける時間やお金がもったいない。独学でやりたい。
  • 最低4か月は勉強を中断せずに継続できる方。(空白期間を長く開けると、すぐに忘れてしまい非効率なため。)

※(注1)中3レベルまでの英文法が不安な方(形容詞、副詞って何?関係代名詞、完了形って何?という方)は、中学英文法を詳しく解説した無料サイトがおすすめです。

中学英文法を無料で復習できるサイトベスト3はここ

【達成可能なことは?】

  • TOEICスコアは800点を超えられる力が付きます。
  • 英会話スクールや、高額な通信講座は受けず、参考書合計3冊、5千円程度で済むので節約につながります。
  • 発音練習してから音読を多量にこなしますので、リスニングが顕著に伸びます(私はこの方法でリスニング470点達成)さらに、実際のビジネス場面でもスピーキングに活かせます。
  • 選択肢先読みなどのテクニックは一切使用しません! 普通に読んで、普通に解いていく方法なので、試験中もストレスがありません。
  • 少ない参考書を徹底的にやり抜くスタイルの語学学習法ですので、ほかの言語を学習するときにも応用ができます。

1.注意事項

今回ご紹介のTOEIC音読勉強法は、いわゆる解法テクニックを一切用いません。

解法テクニックとは、

  • 引っ掛け選択肢を見つける
  • 問題文を全部読まない
  • リスニングでは選択肢を先読みする
  • マークシートは後から塗りつぶす
  • Part7の簡単そうな問題から解いていく

・・・といったようなものです。

裏技的テクニックでは、650点程度に達する可能性もありますが、「スコアの割には英語がさっぱり分からない・・・」という状況に陥ります。
解答テクニックは一切有りませんのでご了承下さい。

私のTOEIC勉強法では、問題を全部読んで、選択肢も全部見て、「これしかないよね」という選択肢に普通にマークしていきます。

発音練習プロセスは、面倒と思わず必ず実行してください。

発音練習をしっかりしておくことで、その後の音読練習が正しく実行でき、リスニングでの高スコアにつながります。自分が発音できる音は聞き取れるからです。

はじめの1ヶ月は上達効果を実感できないと思いますが、継続をあきらめないで下さい。

音読しながら必要なTOEICフレーズを自分のものにしていくのですが、はじめの1ヶ月は、「やってもやっても忘れてる・・・」という自己嫌悪に陥ると思います。

ところが、2ヶ月目以降も続けていると、かならず「あ、覚えだした!」というターニングポイントがやってきます。

TOEICフレーズが頭に入ってくる成長曲線は、期間に正比例ではなく、3週間程度から2次曲線的になってきます。あきらめないで下さい。

▼グラフにすると、このようなイメージです。
tangokikan

この勉強法は、多くの方に効果があると思いますが、試験ですので100%を保証するものではありません。ご了承下さい。

2.800点をクリアするための大まかな勉強の流れ

使用する参考書は3冊に厳選しました。期間の目安は4ヶ月間です。(詳細は各パートで説明致します。)

  1. 日本人が不得意とする6つの発音を確認し、練習する(3日)
  2. 『出る単特急 金のフレーズ』を声に出しながら1日200語音読(30日)
  3. 『出る単特急 金のフレーズ』を声に出しながら1日1冊やり通す(2週間)
  4. 『文法特急』解き、解けなかった問題の解説事項を、問題文内に赤ペンで書き込む(2週間)
  5. 『文法特急』の文章を1冊丸ごと音読する(30日)
  6. 『公式問題集』を解き、総仕上げ(30日)

▼実際に私が使用したTOEIC参考書
toeicbookall

TOEIC参考書その1『出る単特急 金のフレーズ』

TOEIC講師として有名なTEX加藤さんの著書。
過去42回の受験経験での単語メモ、公式問題集、さらには英字新聞などからもTOEICに出る単語だけを集めて作成されたフレーズ集です。

このTOEICフレーズを完璧に覚えることで、すべての問題文、選択肢のうち、体感的には9割以上は理解できるようになりました。

まず金のフレーズで、TOEICにおける基礎体力をつけるわけです。

TOEIC参考書その2『文法特急』

『文法特急』では、この1冊でPart5、6に必要な文法事項を網羅しています。解説がとても分かりやすいので、最後まで実践することができます。他の文法書がなくても大丈夫でした。

TOEIC参考書その3『TOEICテスト新公式問題集』

193回受験時にはVol5を使用しましたが、最新の公式問題集をおすすめします。

TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編

最後に、公式問題集を使います。これは単なる模試、だけではなく、Part7での速読トレーニングに使用します。
何の裏技的テクニックも使用せず、すべての問題を時間内に終える、つまり、800点レベルの解き方を身に着けます。

巷では、問題文は一部分だけ読んでキーワードを見つければいい・・・というものもありますが、TOEICに出てくる問題文と、選択肢の9割以上が理解できれば、普通に読んで普通に解けるのです。そのために、初め2か月はきついですが、そこを乗り越えれば大丈夫。

長時間の音読によって、理屈ではなく、瞬発的に回答を選択する力がつきますので、英語学習というより、英語筋の筋トレ!というイメージが近いでしょう。

他にもTOEIC参考書は星の数ほどありますが、この3冊だけでOKです。

それでは詳細内容に移ります。

※追記(2015年5月4日):アマゾンで参考書を購入予定の学生さんであれば、AmazonStudentに無料登録すると2000ポイント進呈されますのでかなりお得です。

AmazonStudentの無料登録ページはこちら

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3.まずは発音

今回ご紹介のTOEIC勉強法は、音読をメインに進めていきます。そのため、完璧を目指さなくてもよいので、日本人が苦手としている部分だけおさらいしておいてほしいのです。

このプロセスを3日でも行っておくと、今後の音読トレーニングがスムーズで、意味のあるものになってきます。正しい発音に近づくことができれば、リスニング力アップにつながります。

「自分が発音できる音は聞き取れる」というのが、このトレーニングをおこなって一番実感しているところです。

さらに、「自分が話せる内容(≒音読練習したフレーズ)も、聞き取れる」のです。

今回参考にしたのは、ウェブサイトネイティヴに通じる英語になる「たった6個の正しい発音」です。

語頭や語中のRは「う」の口で巻き舌

たとえば Red なら、
「う」と発声するときの口を作って、下は巻き舌(舌の先端をのどの方向に向ける)にして、「う」と言います。その「う」は「ル」に近く聞こえます。

Redは レッド ではなく、初めに小さい「ゥ」が入って、
「ゥルェッド」という感じになりますね。

語尾のRは、舌だけ少し巻く

語尾のRは、それほど巻き舌のような音にはなっていません。
Car なら、イギリス発音だとほとんど「カー」です。
少しアメリカ人っぽくするのであれば、音を伸ばした時の口の形はほとんど変えず、舌先のみやや巻き舌にするだけでOKです。

Lの発音は、語尾にLが来るときがポイント

Lの発音は、舌の先を前歯の裏に付けてから・・・というのがセオリーですね。語頭や語中のLは比較的簡単なのですが、語尾にLが来ると、意外と難しいです。

もっとも簡単な方法は、「オー」としてしまうこと。

Real ⇒「ゥリアオー」

channel⇒「チャノー」

Michael ⇒「マイコー」ですよね。

Vの発音は前歯を下唇にそっとあてて

これは全く日本語にない音ですよね。中学でも習った通り、前歯を下唇の上にそっとあててから、ヴゥゥー と振動するような音を出してください。

自分でも発声できていると、本当にリスニングでよく聞こえます。

FとPh は、前歯を下唇にあてて息を出す。

Vの発音と口は同じですが、フゥーっと息を吹きだす音ですね。
Fで始まる単語以外にも。Phで始まる場合も同じですので確認しておいてください。

Phone や、Photographもそうですね。

Thの音は、ダ行、タ行の音に近い

上前歯と下前歯の隙間に舌先を挟ませて・・・という発音の仕方は、結構難しいですよね。日本人に簡単な方法としては、ダ行やタ行に近い音で代用してしまうという方法があります。

これは、意外とネイティブ発音に近いので、自信のない方でもおすすめです。

That This They Those 
⇒ ダット、ディス、デイ、ドーズ
(ダメな例は、ザ行にしてしまい、ジス、ジス、ゼイ、ゾーズ、というパターン)

Thursday Theater
⇒ タースディ、テアター
(ダメな例は、サ行にしてしまい、サースデー、シアター、というパターン)

Whの音は初めにちいさなゥ

What、Where、などの疑問詞などに多いWhですが、ホワット、ホエアーではなくて、Wの音として、「う」と発声するときの口を作って小さく「ぅ」と言ってから発音するとうまくいきます。

What ゥワット
Where ゥエアー
White ゥワイト

http://chrisokazaki.jp/english/ に、パソコンならそのまま再生できる音声がありましたので時間のある時に少し聞いてみるとより理解が深まります。

ここで熱心な方は、別の発音トレーニングのDVDや本に走ってしまうかもしれません。ネイティブ並みの100%完璧な発音を目指すのでなければ、これくらいの確認で、あとはひたすら「真似する」というスタンスでもリスニング力は伸びますのでご安心下さい。

音がつながるリエゾンなども、いろんなパターンがありますが、とにかくリスニング教材の音とリズムを真似することです。

この6つの音を発音するときは、大げさに強調して発音すると、ぐっとネイティブの発音に近づきます。

後半に説明する音読トレーニングでは、この6つの音を強調して行って下さい。

4.TOEIC単語、フレーズの習得、強化

TOEICスコアアップの最大のコツは、とにかく単語、単語、単語です。(本当に)

TOEICに出てくるビジネス場面というのは、ある一定のパターンにおさまっています。

やみくもに単語を覚えるのではなく、TOEICに出てくる範囲の単語を覚え、短い例文でそのまま覚えてしまう方が、リスニングにもリーディングにも効果的。

この練習にもってこいなのが、『出る単特急 金のフレーズ』です。他にも同じような単語集はあるのですが、この『金のフレーズ』は、文庫本サイズで小さいため、通勤電車でもどこでも手軽に持ち運べて便利です。

たくさん情報を詰め込んだ大型本よりも、本のサイズが小さくて軽いというだけで、「手軽に取り組めそうだ!」という心理的な安心感をもたらしてくれます。

『金のフレーズ』は目標スコア600点から990点レベルというレベル分けがありますが、気にせず全て攻略します。
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それでは単語、フレーズ習得の詳細に移ります。

声に出しながら1日200フレーズ読む(30日)

単語集は、1回通り読んだだけではほとんど覚えられません。それが苦しくて挫折する人が多いのではないでしょうか?

とにかく、毎日200フレーズ進めていきます。もちろん1日では覚えられませんし、1週間続けても覚えられないフレーズの方が多いです。

しかし、あるフレーズを、毎日、「目にして」、「声に出して」、「読む」という作業をひたすら繰り返すと、不思議なことに3週間あたりから急激に頭に入ってきます。

今回ご紹介のTOEIC勉強法の肝は、これがポイントです。

tangokikan

とにかく大量にTOEICフレーズに触れて、忘れて、また触れて、・・・と、知識の重ね塗りをするように「継続」すると、必ず身に付きますので実行してみてください。

これに対して、1日3個ずつ、5個ずつ・・・とやってしまうと、1週間たったころには初日の単語をほとんど忘れているのでガックリします。

ちなみにこの方法は、元Google副社長の村上氏著書:『村上式シンプル英語勉強法』に書かれていた、「単語は丸暗記しない、毎日会って頭に入れる」という方法からヒントをいただき、アレンジしました。

200フレーズ・・・というのは具体的に次のような手順です。

■1日目:1~100
(まずは慣らしのために100フレーズ)

■2日目:1~200
(1日目の100フレーズ復習+新規100フレーズ)

■3日目:101~300
(2日目の100フレーズ復習+新規100フレーズ)

■4日目:201~400
(3日目の100フレーズ復習+新規100フレーズ)

このように、前日の後半100フレーズを重ね塗りしていく要領で、200フレーズずつ進めます。
途中に、パート1重要表現の100フレーズ、多義語フレーズが100フレーズあるので、フレーズ合計としては1200フレーズです。

すると、12日目に1冊終えることができます

これを2回通り行うと、24日間ですね。なかなかできない日も出てくると思いますので、これを30日間でやってみましょう。

たとえば、
エントリーNo4のフレーズはこのようになっています。
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日本語部分の「そのイベントは成功だった」を目で確認。

The event was s_______.

となっていますね。そこで、空欄の単語が何か分かっていれば、
The event was successful. と1回音読します。

もし、分からない単語だったら、右のページをさっと見て、「successful」だな、と確認。そして、
The event was successful. と、3回音読します。

解説文章もこのように書かれていますが、
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この段階ではまだ気にしなくていいです。全部覚えようとすると、頭がくらくらしますので。

※リスニングも並行して

『金のフレーズ』は、無料ダウンロードのMP3音声付録があります。
これを、その日に音読する200フレーズ分、通勤時間や昼休みなどに聞いてください。より記憶しやすくなります。

ちなみに私は寝るときにiPodで聞いていました。終わりまで聞けずに寝てしまうことがほとんどでしたが・・・。

2か月目は鍛錬モード。金のフレーズを毎日読破!(2週間)

初めの一か月で、とりあえず「こんなフレーズがTOEICには出るんだな。」というのが分かってきますので、

ここからペースを上げていきます。けっこう辛いかもしれませんが、効果抜群です。

やることはいたって単純。

『金のフレーズ』を、1日1回、1冊丸ごと音読します。
英語部分だけ音読していくと、所要時間は70分程度です。

とにかく覚えていなくてもOK。目では日本語の意味も確認しながら、英語を音読します。

これまでの200フレーズごとのトレーニングとリスニングで、けっこうスムーズに音読できるはずです。

70分ぶっ続けで音読すると、のどがカラカラになりますので、20分おきくらいに数分の休憩と、水分補給をしたほうが良いです。

本当にハードなのですが、効果抜群です。
2週目は、「このフレーズの次はこれ」というところまでサラッと出てくることがあるので自分でも驚く体験ができるでしょう。

音楽のアルバムを聴きこんでいると、「この曲の次はこれ」というのが、曲の終わりごとに頭に勝手に浮かんでくるときと同じような感覚です。

※パート1頻出100フレーズは、場面を想像しながら音読

エントリーNo400の後に、パート1頻出100フレーズが掲載されています。この部分の音読では、特にその場面を頭にイメージしながら音読してください。

日常の場面でも、ふっと、音読していたフレーズがフラッシュバックするようになります。

【例】交差点を渡る時に、この文章が頭に浮かんできます。
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それでも覚えられない場合は?

もし、ここまでの方法で、空白期間を空けずに継続できた方は、少なくても金のフレーズの80%は理解できると思います。
当然ですが、それでも覚えられないフレーズがあると思います。

そのフレーズをなんとか覚えたい場合は、そこだけチェックボックスにチェックしておき、パソコンなどにリストとして打ち出し、トイレに貼っておくのが効果的です。(非常に古典的ですが)

ただ、金のフレーズ80%程度が理解できていれば、次のステップに行っても大丈夫です。

5.TOEIC文法は音読しながらマスター

『金のフレーズ』でTOEICの単語、フレーズをマスターしたところで、同じ特急シリーズの『文法特急』をはじめましょう。

『文法特急』も文庫本サイズで小さくて軽くて、これならやりきれそうだという安心感があります。

シリーズとして別の色の文法特急もありますが、800点突破であればこの青い本1冊を徹底的にこなせば大丈夫です。

※ 文法特急のはじめの解説ページには、問題のパターンを判別して、問題文を精読すべきなのか、空欄の前後だけに注目すべきなのか見極めて時間短縮を! と書かれています。 確かに効率的かもしれませんが、私はこの判断にストレスがかかるので、このテクニックは使用していません。

『金のフレーズ』で鍛えた語彙力をもってすれば、文法特急の問題文もかなりスラスラ読めるようになっているので大丈夫ですよ。

それでは詳細手順に移ります。

『文法特急』解き、解けなかった問題の解説事項を、問題文内に赤ペンで書き込む(2週間)

まずは普通に文法特急の問題を解いてみます。

解けなかった問題は、問題文の次のページに詳しく解説がありますのでシッカリと読み、はじめて知った内容には赤ペンでアンダーライン。

更に、問題文にも、下の写真のように直接メモしてしまいます。
解けた問題でも、正答の選択肢にアンダーラインを引いてしまいます。
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※メモには、書いてもすぐに消せるフリクションペンが便利です。

一度解いたら、次のステップから音読に移りますので、音読しやすいようにするためのメモです。間違えた問題も、自分のメモだと、音読しながら(これがポイントだったな!)と思い出せます。

※時短のためのテクニック(空欄の前後のみを見る)などは、著者には申し訳ありませんが行いません。基本的な文法解説はとてもわかり易いのでしっかり確認します。

※このような参考書を解き始めると、『フォレスト』などの英文法書や、『瞬間英作文』、『Duo』などもやったほうがいいのでは?という考えも出てきてしまいますが、TOIEC800点突破には『文法特急』だけでOKでした。

長めに捉えても、2週間もあればできてしまう量です。

『文法特急』の文章を1冊丸ごと音読する(30日)

次に、『文法特急』を毎日、1冊まるごと音読します。はじめの2週間は、自分のペースで、問題文に書き込んだ赤ペンメモも眺めながら進めていきましょう。

後半の2週間は、『文法特急』の無料ダウンロード特典のMP3音声を使います。

問題文の音声は、アメリカ発音とイギリス発音で、2回流れます。

■ 1回目の音声は、本の文字を見ながら聞きます。

■ 2回目の音声が流れる時に、その音声に被せるように、同じスピードで音読します。(いわゆるオーバーラッピング)

MP3音声の読み上げスピードは、1分間に150語程度のスピードで収録されています。このスピードならば、時間内にリーディングセクションを解き終えることのできるぎりぎりのスピード感です。

休憩なしでMP3音声を聞きながら1冊まるごと音読すると、約40分程度で完了します。

6.Part7はとにかく多読。公式問題集の音読(2週間)

Part7は、問題文をすべて読まずに必要な部分だけ拾い読み・・・というテクニックもあるようですが、私は全く使わず、できるだけスピードを上げて全文読み切ります。

最近のTOEIC試験はPart7も難化していて、文章全体のテーマや、文脈の流れを理解しないと解けない問題が増えています。

拾い読みしたとしても、何度も読み直すことになってしまうのなら、はじめから全部読んでしまったほうが気持ち的に楽です。

では、どうしたらPart7を高速に読み進められるでしょうか?

TOEIC試験中は、1時間休みなしで英文を読んでいきます。

一方、普段の生活で、英文を1日1時間以上も読んでいるかいるかというと?ほとんど読んでいないのではないでしょうか。

普段やっていないことを、TOEIC試験でいきなりやるからスピードが出ないのです。

ならば1日1時間以上は休みなく英語をハイスピードで読む訓練をしようという発想で、公式問題集の Part7問題をひたすら音読しました。

具体的な手順に移ります。

まず、公式問題集の Part7 を1回どおり精読する。

ここではまだ問題を解きません。解答・解説編の冊子を使用します。
kousiki1

はじめに、日本語の対訳を読んで、どんな内容の話なのか理解してしまいます。

次に、英文をゆっくり読み進め、分からない単語やフレーズには赤ペンで直接メモを入れていきます。
このメモは、毎回音読する時に目にするので、記憶に定着しやすくなります。

次に、公式問題集の Part7 を理解できる最大限のスピードで音読する。

スピード重視ですので、発音は適当になってしまったり、一部省いてしまったりしてもOKです。
そして、ストップウォッチで、一つの文書ごとに何分何秒かかったのか、問題文の隅に書き込んでおきます。
kousiki3

更に、全体では何分何秒で読み終えたのか、記録しておきます。

これを、2週間継続します。

毎日記録していくと、必ずスピードが上がりますので、自分の限界に挑戦するのです。
レコーディングダイエットと同じ考え方ですね。記録と継続は、必ず効果を出してくれます。

7.公式問題集で総仕上げ(2週間)

最後の2週間で、公式問題集に収録されている2回分の模擬試験を受けてみましょう。

Part7については、すでにかなり読み込んで内容を理解してしまっているので、ほとんど正解になるでしょう。

これでは模擬試験の意味がないのでは?

とお思いかもしれませんが、『時間内に、問題文全てを読んで、余裕で終わるスピード感』を体感して欲しいのです。

試験直前のこの体験は、精神的にかなりプラスに働きました。

自己暗示に近いかもしれませんが、『自分には出来るんだ』という自信をもたらします。

Part1からPart6については、間違えた所は、解説ページに赤ペンメモを入れておきます。

そして、最後の1週間では、間違えた部分だけの解説ページを何度も見直し、更にその問題を解く、ということをできるだけ繰り返します。

長々と書いてきましたが、これが、紛れも無く私が870点を突破するために実施したTOEIC勉強法です。

はじめの『金のフレーズ』の音読部分が非常に単調で、体力的にもハードですが、ここさえ乗り越えればあとは楽です。

単語の記憶方法には、何度も書いたり、単語カードを作ったり、語源で覚えたり・・・など多種多様にありますが、どれも挫折してしまったので、『音読する』ということ一本に絞り、効率よく繰り返すことを考えました。

8.TOEIC900点に向けて

今回ご紹介のTOEIC勉強法では、音読学習をメインに、できるだけ単純作業の繰り返しでできるように自分なりに工夫してみました。

この方法を全て実践していただければ、800点は大丈夫だろうと、公開しました。

しかし、TOEIC900点から990点へ! という次のステージに行くには、実践問題を大量にこなすというフェーズがどうしても必要だと思います。

【追記】第200回のTOEICで900点に到達しました。何を行ったか?と言いますと、同じく金のフレーズ、文法特急、公式問題集Vol.6 Part7の高速音読です。

【参考】TOEICスコア900点達成しました。

9.TOEIC勉強法のまとめ

音読メインのTOEIC勉強法駆け足でご紹介しました。

37歳の普通の会社員の私が、実質勉強期間4ヶ月で870点に到達した実践記録を元にしています。

実施内容は、至って単純で、

まずはTOEICの語彙、フレーズを理解する

TOEICに必要な文法を理解する

TOEIC Part7を時間内に読み終えられる読書スピードを体感する。

公式問題集で仕上げる

という流れですが、記憶の定着のために、『ひたすら音読』という手段を選びました。

音読というのは、単純な作業ですが、TOEICスコアの上昇だけでなく、スピーキングにもそのまま活かせます。

この方法を試してみて、スコアが上がった! という方が1人でも増えれば幸いです。ご精読ありがとうございました。

追記:最後に、PDF形式にスケジュール表を作成してみましたので、この勉強方法でやってみよう!
と決意した方は参考にどうぞ。

TOEIC800点を超えた音読勉強法 のスケジュール表PDF

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