TOEICのリスニングスコアが思うように上がらない方へ。
ひょっとしたら、書かれた文章を読めば理解できる簡単な文章なのに、TOEICリスニングテストに登場する特定の人物の話し方が聞き取れていない可能性があります。
私もそうなのですが、公式問題集を解いてみて、正答できなかった問題の解答解説編を確認したら、やはりオーストラリア人男性のナレーションが苦手という傾向がつかめました。確認方法と対策方法をご紹介します。
リスニング対策には公式問題集は必須
公式問題集の最大のお勧めポイントは・・・・
本番試験と同じ人の音声がCDに収録されている
これに尽きます。
TOEICのリスニングでは、アメリカ人、カナダ人、イギリス人、オーストラリア人のナレーターが登場しますが、いつもほぼ同じ方が担当しています。そして、公式問題集にもまったく同じ方が登場するのです。
そのため、試験直前の今の時期であれば、できれば毎日リスニングパートを聞いておくべきです。
本番での安心感がとても高まります。
今日も公式問題集Vol6のPart1のテストを解いていたのですが、「聞き取りにくいな~」と少しでも感じた問題には印をつけていました。そして、顕著な傾向を発見しました。
オーストラリア人男性の問題が聞き取りにくい傾向(私の場合)
公式問題集の解答・解説編を開いてみますと、リスニングパートには、問題番号の右に(W-Br)などの記号がついています。
W-Br:はじめのWは女性 Mなら男性
-の後ろの記号はそれぞれ、Brがイギリス、Amがアメリカ、Cnがカナダ、Auがオーストラリアです。
そして私がチェックしたのはこのような感じでした。
見事に M-Au が関わった問題です。
さらに M-AuとW-Brの会話になると聞きこぼしが出てくるだろうということが分かります。
聞き取りにくい人物が登場するナレーションを重点的に聞く
苦手部分が分かれば、あとはそこにフォーカスして集中的に聞きます。
解答解説編のリスニングパートを見渡して、苦手なナレーターの記号を見つけ、その問題のCDトラックを聞くのです。
同じ問題でもあきらめずに30回ほど聞いて見ます。
はじめは日本語の意味も確認しておき、解説編の英文を目で追いながらCDを聞きます。
続いて、ナレーションにあわせて自分でも小さな声でよいのでかぶせるようにつぶやいていきます。
M-Auのナレーションは、とにかく他の方に比べて速い印象です。前置詞や冠詞はすっ飛ばしているように聞こえることもありますが、何回も聞いているうちにM-Auの話し方の癖が分かってきます。
ちなみにW-Brの場合は、M-Amとの会話だととても聞きやすかったりするのですけどね。
公式問題集をお持ちの方は、一度チェックしてみるとリスニング対策が一気に進むと思いますのでお試しください。